入所の書類審査の写真はどんなものにすべき?
入所試験の際に提出する書類の写真は声優養成所によって
- バストアップ写真と全身写真
- 証明写真サイズ
2通りがあると思います。
基本的に、
- バストアップ写真と全身写真は気合を入れたもの
- 証明写真サイズは、普通よりにっこりした証明写真
をオススメします。
バストアップ写真と全身写真
かなり厳しい声優養成所でもない限り、デジカメや使い捨てカメラ、画素数の良いスマホで撮った写真でも入所試験は受かります。
ただ、できれば「フォトスタジオ」できちんとしたものを撮ってもらうことをオススメします。
入所試験で出された書類というのは一番はじめにその声優養成所にかかわる
社長
マネージャー
講師
の目に触れるものです。
「プロに写真を撮ってもらっている写真」というのはそれこそ、「本気で声優になりたい熱意」を感じられます。
もちろん熱意があるからといって、声優になれるわけではありません。
ですが、仮に「同じ評価で同じレベルの2人のどちらかを所属させる」となった時、こういった細かい熱意が重要になってくるのです。
バストアップ写真のポイント
- 頭のてっぺんから胸元まできっちり写真におさまっていること
- 目に髪の毛がかかっていないこと
- はっきりと顔がわかるもの
- 目元が潰れてしまっていないこと
- 背景がごちゃごちゃしていないこと
特に頭のてっぺんは初心者が写真を撮る場合、切れてしまいがちなので注意しましょう。
バストアップ写真は「顔がしっかりわかること」が大切です。
なので、髪の毛が目にかかってしまったり、笑顔すぎて目がつぶれてしまっている写真は好ましくありません。
目は自然な感じでぱっちりと開き、口元が自然な笑みを作っている写真が理想です。
服装は、顔が華やかに見える明るい色味を選びましょう。
白や、パステルカラーがおすすめです。
背景は、なるべく「白」をバックで撮りましょう。
白い壁や、どうしても白がない場合は公園のような「さわやかな雰囲気」の場所で撮るようにしましょう。
フォトスタジオで撮ってもらう場合は、プロが指示してくれるのであまり気にしなくて大丈夫です。
全身写真のポイント
- 頭のてっぺんからつま先までおさまっていること
- 棒立ちではなくポーズをつけること
- なるべく身体のラインがわかる服装にすること
全身写真は「バランス」を見るための写真なので、きちんと頭のてっぺんからつま先までおさまるようにしましょう。
バランスを見せるためにも服装はあまりダボッとしたものではなく、身体のラインが出るものがおすすめです。
知り合いにとってもらう場合はなるべく下の方から撮ってもらうと足が長く見えます。
逆に高い位置からですと、足が短く見えてしまうので注意が必要です。
女性の場合
身体は少し斜めに向け腰に手を当てたり、おへその前で腕を組むと女性らしいポーズになります。
ミニスカートやショートパンツで、ベージュのヒールを合わせるとスタイルがよく見えます。
上半身は顔が華やかに見えるように白やパステルカラーで身体のラインがわかる服装。
下半身は、暗めな締め色を入れるとバランスの良いラインが作れます。
男性の場合
身体を少し斜めに向け背筋を伸ばして楽に身体の横に腕を下ろします。
親指だけズボンポケットにひっかけるポーズも男性の全身写真でよくあるポーズです。
男性は黒や青といった色味が男らしさを引き立てます。
基本はシャツとジャケットにジーンズといったスタイルが理想です。
バストアップ写真、全身写真共に六本木にあるフォトスタジオ「サクラダスタジオ」さんの撮影ブログ(本人の許可があった場合のみ掲載)が、まさに「宣材写真」としてわかりやすいので、知り合いに写真を撮ってもらう方は参考にされることをオススメします。
サクラダスタジオ撮影ブログ
証明写真のポイント
入所試験では証明写真のみの場合や、先ほどのバストアップ写真と全身写真にプラスして証明写真サイズの写真を貼り付ける場合もあるかと思います。
証明写真は
真顔ではなく、口元だけにっこりした表情のものを使いましょう。
口角だけ上げている写真が理想です。
基本的に証明写真は「真顔」で撮るものですが、真顔の写真は芸能関係ではあまり好ましくありません。
履歴書用に撮った証明写真が余っている人もいると思いますが、最近はキレイに撮れる証明写真も増えているのでそういった証明写真機で改めて撮ることをオススメします。
証明写真サイズの写真は、受験者の確認のために写真を必要としているだけで、バストアップ写真や全身写真ほどの注目は集めないことが多いので、こちらはそれなりにキレイに撮れていればフォトスタジオで撮ってもらう必要はありません。
入所時の写真についてまとめ
- 入所試験の時は、フォトスタジオじゃなくても受かることが多い!
- ただ、フォトスタジオで撮ると熱意が伝わる!
- バストアップ写真、全身写真は気合を入れて撮ろう!
- 証明写真は、キレイに撮れる証明写真機で撮ろう!