声優養成所の入所試験、入所オーディションの内容
声優養成所の入所試験でよくあるのが
- 面接(自己アピール、質疑応答)
- 実技(セリフ、朗読)
の2つです。
声優養成所によっては
- 筆記試験(日ナレ)
- エチュード/マイム(青二塾)
があります。
面接はどんなことを聞かれる?
- なぜ声優を目指したのか
- 特技は何か
- 趣味は何か
- 仕事は何をしているか
- 最近一番感動したことは何か
- 最近一番怒ったのはどういう時か
- 親は賛成してくれているか
- 30秒~3分間の自己PRをしてください
といったことを聞かれたり、言われたりすることが多いです。
年齢や、経験、受ける声優養成所によって聞かれることは多少変わってきます。
- 試験官1人と受験者多数
- 試験官と1対1
- 試験官複数人と受験者多数
- 試験官複数人と受験者1人
など、面接の方法は声優養成所によって変わります。
この辺りは公表されていないですし、基本的にオーディション内容を他の人に話すのはNGなので、実際に受けてみる他ありません。
自己PRさえ考えておけば、後は普通に聞かれたことを素直に答えておけば大丈夫です。
自己PRは何をすればいい?
自己PRの時間に関しては、書類で事前に伝えられることが多いです。
多くは30秒~3分程度で、1分間が特に多いように感じます。
自己PRは、誰でも受かる声優養成所(各養成所のページに載せています)なら、志望動機を覚えて伝える形で問題ありません。
受かりにくい声優養成所の場合は、志望動機をそのまま伝えるだけですと、落ちてしまう可能性が高くなります。
その場で披露できる自己PRを考えて行った方が良いです。
自分が得意なこと、人より上手なことは何かを考えて自己PRを改めて考えましょう。
声優養成所の場合は
- 他言語が喋れる
- ボイスパーカッションができる
- 歌がプロレベルに上手い
- 無音の演技ができる
- ダンスが上手い
といった、声に関することや、舞台演技に関係することが比較的高評価です。
入所試験は未経験でも受かる?の記事で詳しく解説していますが、受かりにくい声優養成所は「すでに光るものを持っている人」を欲しているので、自分の特技を存分にアピールしましょう。
実技は何をするの?
実技試験では
- セリフ
- 朗読
- 早口言葉
辺りが一般的です。
原稿はその場で渡されるので、当日まで内容はわかりません。
セリフや朗読の内容は
- アニメのようなセリフ
- コマーシャルのようなセリフ
- ナレーション
- 一緒に面接を受ける人との掛け合い
- 同じ言葉を状況別で演技を変える
まで、声優養成所によってさまざまです。
『掛け合い』は面接官に「○○さんはこの役をやってください」というように指定されることが多いです。
『同じ言葉を状況別で演技を変える』というのは、例えば
「おはよう」
というセリフを
- 母親に対する「おはよう」
- 友達と会った時の「おはよう」
- 好きな人に会った時の「おはよう」
- 嫌いな人に会った時の「おはよう」
- 遠くにいる友達に「おはよう」
といった感じで状況別に演技を変えていくことです。
どの実技もゆっくりと落ち着いて行うよう心がけましょう。
面接官も「未経験」ということはわかっているので、上手さよりも熱意や頑張りを見ています。
筆記試験は何をするの?
筆記試験は、
- 高校生レベルの一般科目や一般常識
- 漢字問題
- 作文
といったことが行われます。
高校時代に普通に勉強をしていれば解けるレベルの問題なので、事前に勉強しておく必要は特にありません。
20分程度の短い試験です。
作文の題材はその場で発表されますが、基本的に「自分事(自分の考えや気持ちを書く)」ものが多いので、特に準備をしていく必要はありません。
入所試験まとめ
- 受かりやすい声優養成所の場合は自己PRさえ覚えておけばOK!
- セリフは今できる精一杯を見せよう!
- 受かりにくいところは自己PRを改めて考えておこう!
関連記事入所試験は未経験でも受かる?